【活用ガイド】

JVNDB-2016-005158

複数の Cisco セキュリティ アプライアンス上で稼動する AsyncOS の FTP サービスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco E メール セキュリティ アプライアンス (ESA)、Web セキュリティ アプライアンス (WSA) および コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (SMA) デバイス上で稼働する AsyncOS の FTP サービスには、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuz82907、CSCuz84330 および CSCuz86065 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.6.0-000
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.6.0-042
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.6.0-051
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.7.1-066
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.9 Base
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.9.6-026
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.0.0-162
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.1 Base
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.1.0-000
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.1.0-070
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.5 Base
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.5.0-235
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.5.0-284
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.5.0-444
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.1.0
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.1.0-004
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.1.0-031
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.1.0-033
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.1.0-103
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.5.0
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス 9.6.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

第三者により、大量の FTP トラフィックを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6416
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6416
更新履歴

  • [2016年10月13日]
      掲載