【活用ガイド】

JVNDB-2016-005155

Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS には、サービス運用妨害 (トラフィック処理の停止) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCur69036 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2
  • Cisco IOS 15.0 から 15.3

想定される影響

第三者により、一連の巧妙に細工された Common Industrial Protocol (CIP) リクエストを介して、サービス運用妨害 (トラフィック処理の停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6391
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6391
更新履歴

  • [2016年10月13日]
      掲載