【活用ガイド】

JVNDB-2016-004901

Cisco FirePOWER Management Center および FireSIGHT システム ソフトウェアにおける do-not-decrypt 設定を回避される脆弱性

概要

Cisco FirePOWER Management Center および FireSIGHT システム ソフトウェアは、URL と X.509 証明書の比較を誤って処理するため、do-not-decrypt 設定を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCva50585 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco FirePOWER Management Center
  • Cisco FireSIGHT システム ソフトウェア 6.0.1

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された URL を介して、do-not-decrypt 設定を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6411
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6411
更新履歴

  • [2016年09月28日]
      掲載