【活用ガイド】

JVNDB-2016-004797

Cisco Web セキュリティ アプライアンスデバイス上で稼動する AsyncOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Web セキュリティ アプライアンス (WSA) デバイス上で稼動する AsyncOS には、サービス運用妨害 (リンクの飽和 (link saturation)) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuz27219 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 9.5.0-444 まで

上記バージョンと同じ AsyncOS が稼動する、Cisco Web セキュリティ仮想アプライアンスも本脆弱性の影響を受けます。詳細はベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

第三者により、重複するバイトレンジに同時に大量の HTTP リクエストを送信されることで、サービス運用妨害 (リンクの飽和 (link saturation)) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6407
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6407
更新履歴

  • [2016年09月21日]
      掲載