JVNDB-2016-004683
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Microsoft Internet Explorer 9 から 11 におけるアクセス制限を回避される脆弱性
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Microsoft Internet Explorer 9 から 11 は、インターネットゾーンからの .url ファイルを誤って処理するため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Internet Explorer のセキュリティ機能のバイパス」と記載されています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 8.3 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更あり
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Internet Explorer 9
- Microsoft Internet Explorer 10
- Microsoft Internet Explorer 11
- Microsoft Internet Explorer 11 (Windows 10)
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第三者により、巧妙に細工されたファイルを介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
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- CVE-2016-3353
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3353
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2016年9月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2016-0035
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