JVNDB-2016-004600
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Google Chrome で使用される Blink の WebKit/Source/bindings/modules/v8/V8BindingForModules.cpp におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Google Chrome で使用される Blink の WebKit/Source/bindings/modules/v8/V8BindingForModules.cpp は、鍵のパス (key-path) の評価を適切に制限しない Indexed Database (別名 IndexedDB) API を実装しているため、サービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (use-after-free)) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use After Free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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Google
- Google Chrome 53.0.2785.89 未満 (Windows/Macintosh)
- Google Chrome 53.0.2785.92 未満 (Linux)
openSUSE project
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第三者により、特定の副作用を利用する巧妙に細工された JavaScript コードを介して、サービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (use-after-free)) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Google
openSUSE project
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- 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
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- CVE-2016-5150
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5150
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- [2016年09月13日]
掲載
[2016年11月18日]
影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
ベンダ情報:openSUSE project (openSUSE-SU-2016:2349) を追加
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