【活用ガイド】

JVNDB-2016-004583

複数の Fortinet FortiSwitch FSW モデルにおける認証を回避される脆弱性

概要

複数の Fortinet FortiSwitch FSW モデルには、FortiLink モード (FortiLink managed mode) で 3.4.1 にアップグレードされた場合、認証を回避され、管理アクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


フォーティネット
  • FortiSwitch 3.4.1
  • FSW-1024D
  • FSW-1048D
  • FSW-108D-POE
  • FSW-124D
  • FSW-124D-POE
  • FSW-224D-FPOE
  • FSW-224D-POE
  • FSW-248D-FPOE
  • FSW-248D-POE
  • FSW-3032D
  • FSW-424D
  • FSW-424D-FPOE
  • FSW-424D-POE
  • FSW-448D
  • FSW-448D-FPOE
  • FSW-448D-POE
  • FSW-524D
  • FSW-524D-FPOE
  • FSW-548D
  • FSW-548D-FPOE
  • FSW-R-112D-POE

想定される影響

第三者により、rest_admin アカウントの空のパスワードを介して、認証を回避され、管理アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

フォーティネット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4573
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4573
更新履歴

  • [2016年09月12日]
      掲載