【活用ガイド】

JVNDB-2016-004565

複数の Huawei 製品の Intelligent Baseboard Management Controller における暗号化されたデータを解読される脆弱性

概要

複数の Huawei 製品の Intelligent Baseboard Management Controller (iBMC) には、暗号化されたデータを解読され、その結果、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Huawei
  • RH1288 V3 ファームウェア V100R003C00SPC613 未満
  • RH2288 V3 ファームウェア V100R003C00SPC617 未満
  • RH2288H V3 ファームウェア V100R003C00SPC515 未満
  • RH5885 V3 ファームウェア V100R003C10SPC102 未満
  • XH620 V3 ファームウェア V100R003C00SPC610 未満
  • XH622 V3 ファームウェア V100R003C00SPC610 未満
  • XH628 V3 ファームウェア V100R003C00SPC610 未満
  • RH1288 V3
  • RH2288 V3
  • RH2288H V3
  • RH5885 V3
  • XH620 V3
  • XH622 V3
  • XH628 V3

想定される影響

第三者により、安全でない SSL 暗号化アルゴリズムの選択を利用されることで、暗号化されたデータを解読され、その結果、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6899
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6899
更新履歴

  • [2016年09月09日]
      掲載