【活用ガイド】

JVNDB-2016-004554

Tryton の file_open における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Tryton の file_open には、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Tryton
  • tryton 3.2.17 未満
  • tryton 3.4.14 未満の 3.4.x
  • tryton 3.6.12 未満の 3.6.x
  • tryton 3.8.8 未満の 3.8.x
  • tryton 4.0.4 未満の 4.x

想定される影響

特定のパーミッションを持つリモート認証されたユーザにより、name パラメータ、またはその他の要因を介して、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Tryton
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1242
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1242
更新履歴

  • [2016年09月09日]
      掲載