【活用ガイド】

JVNDB-2016-004552

Red Hat JBoss BPM Suite のダッシュビルダにおける CSRF 保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

Red Hat JBoss BPM Suite のダッシュビルダは、アクティブセッション中に生成された CSRF トークンを適切に処理せず、クエリ文字列に含めるため、(1) CSRF 保護メカニズムを回避される、または (2) クロスサイトリクエストフォージェリ攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat JBoss BPM Suite 6.3.2

想定される影響

第三者により、古いトークンを取得されることで、(1) CSRF 保護メカニズムを回避される、または (2) クロスサイトリクエストフォージェリ攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7034
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7034
更新履歴

  • [2016年09月09日]
      掲載