【活用ガイド】

JVNDB-2016-004516

Cisco Wireless LAN Controller デバイスの Adaptive wIPS 機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) デバイスの Adaptive Wireless Intrusion Prevention System (wIPS) 機能には、サービス運用妨害 (デバイスの再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuz40263 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 8.1.x
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 8.2.121.0 未満の 8.2.x
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 8.3.102.0 未満の 8.3.x
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 8.0.140.0 未満

想定される影響

第三者により、不正な形式の wIPS パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスの再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6376
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6376
更新履歴

  • [2016年09月05日]
      掲載

公表日2016/08/31
登録日2016/09/05
最終更新日2016/09/05