【活用ガイド】

JVNDB-2016-004435

複数の Cisco Aironet デバイスのソフトウェアの 802.11 プロトコルの実装のレート制限機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Aironet 1800、2800、および 3800 デバイスのソフトウェアの 802.11 プロトコルの実装のレート制限機能には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCva06192 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Aironet アクセス ポイント ソフトウェア 8.2.121.0 未満
  • Cisco Aironet アクセス ポイント ソフトウェア 8.3.102.0 未満の 8.3.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された 802.11 フレームを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6363
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6363
更新履歴

  • [2016年08月23日]
      掲載