【活用ガイド】

JVNDB-2016-004422

Foreman の Organization および Locations API における組織およびロケーションの制限を回避される脆弱性

概要

Foreman の (1) Organization および (2) Locations API には、組織およびロケーションの制限を回避され、任意の組織データを読まれる、または変更される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The Foreman
  • Foreman 1.11.3 未満
  • Foreman 1.12.0-RC1 未満の 1.12.x

想定される影響

無制限フィルタを持つリモート認証されたユーザにより、当該組織の ID 情報を利用されることで、組織およびロケーションの制限を回避され、任意の組織データを読まれる、または変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Foreman
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4451
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4451
更新履歴

  • [2016年08月23日]
      掲載

公表日2016/05/27
登録日2016/08/23
最終更新日2016/08/23