JVNDB-2016-004376
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Linux Kernel の kernel/auditsc.c の audit_log_single_execve_arg 関数における文字セットの制限を回避される脆弱性
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Linux Kernel の kernel/auditsc.c の audit_log_single_execve_arg 関数には、競合状態により、文字セットの制限を回避される、またはシステムコールの監査を中断される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、"ダブルフェッチの脆弱性" と呼ばれています。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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Linux
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ローカルユーザにより、特定の文字列を変更されることで、文字セットの制限を回避される、またはシステムコールの監査を中断される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
レッドハット
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- 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
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- CVE-2016-6136
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6136
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