JVNDB-2016-004372
|
Linux Kernel の IPv6 スタックにおける権限を取得される脆弱性
|
Linux Kernel の IPv6 スタックは、オプションのデータを誤って処理するため、権限を取得される、またはサービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (use-after-free) およびシステムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use After Free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
|
CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.3 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
|
|
Google
Linux
|
|
ローカルユーザにより、巧妙に細工された sendmsg システムコールを介して、権限を取得される、またはサービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (解放済みメモリの使用 (use-after-free) およびシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
|
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
|
Google
Linux
|
- 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
- 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
|
- CVE-2016-3841
|
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3841
|
- [2016年08月18日]
掲載
- [2024年05月31日]
CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新
|