JVNDB-2016-004366
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SAP HANA のマルチテナントデータベースのコンテナ機能におけるアクセス制限を回避される脆弱性
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SAP HANA のマルチテナントデータベースのコンテナ機能は、通信を適切に暗号化しないため、アクセス制限を回避されるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2233550 として公開しています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-284: Improper Access Control (不適切なアクセス制御) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/284.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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SAP
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第三者により、アクセス制限を回避されるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
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ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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SAP
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- 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
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- CVE-2016-6150
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6150
- 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes January 2016 (2233550)
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