JVNDB-2016-004364
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SAP HANA の SQL インターフェースにおけるデータベースのユーザを列挙される脆弱性
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SAP HANA の SQL インターフェースは、detailed_error_on_connect オプションがサポートされていない、または "False" に設定されている場合、ログイン試行の失敗に対して、そのユーザ名が存在するかどうか、およびロックされているかどうかに応じて、異なるエラーメッセージを返すため、データベースのユーザを列挙される脆弱性が存在します。
ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2216869 として公開しています。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 低
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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SAP
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第三者により、一連のログイン試行を介して、データベースのユーザを列挙される可能性があります。
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ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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SAP
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- 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
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- CVE-2016-6145
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6145
- 関連文書 : Onapsis Publishes 15 Advisories for SAP HANA and Building Components (2216869)
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