【活用ガイド】

JVNDB-2016-003784

Cisco ASR 5000 デバイスのソフトウェアにおける SNMP 経由で設定を変更される脆弱性

概要

Cisco ASR 5000 デバイスのソフトウェアには、SNMP 経由で設定を変更される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuz29526 として公開しています。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 18.3 から 20.0.0 まで
  • Cisco ASR 5000 ルータ

想定される影響

第三者により、リード-ライト (read-write) コミュニティの情報を利用されることで、SNMP 経由で設定を変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1452
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1452
更新履歴

  • [2016年07月21日]
      掲載