JVNDB-2016-003633
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複数の Microsoft 製品における任意のコードを実行される脆弱性
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複数の Microsoft 製品には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Microsoft Office のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性」と記載されています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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マイクロソフト
- Microsoft Excel 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Excel 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Excel 2013 RT SP1
- Microsoft Excel 2013 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft Excel 2013 SP1 (64 ビット版)
- Microsoft Excel 2016 (32 ビット版)
- Microsoft Excel 2016 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Office Web Apps 2010 SP2
- Microsoft PowerPoint 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft PowerPoint 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft PowerPoint 2013 RT SP1
- Microsoft PowerPoint 2013 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft PowerPoint 2013 SP1 (64 ビット版)
- Microsoft SharePoint Server 2010 SP2 上の Word Automation Services
- Microsoft Word 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Word 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Word 2013 RT SP1
- Microsoft Word 2013 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft Word 2013 SP1 (64 ビット版)
- Microsoft Word 2016 (32 ビット版)
- Microsoft Word 2016 (64 ビット版)
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第三者により、巧妙に細工された XLA ファイルを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
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- CVE-2016-3279
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3279
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2016年7月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2016-0028
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS16-084,085,086,087,088,089,090,091,092,093,094)(2016年07月13日)
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