【活用ガイド】

JVNDB-2016-003430

phpMyAdmin における重要な情報を取得される脆弱性

概要

phpMyAdmin には、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 4.0.10.16 未満の 4.0.x
  • phpMyAdmin 4.4.15.7 未満の 4.4.x
  • phpMyAdmin 4.6.3 未満の 4.6.x

想定される影響

第三者により、以下に関する問題によって、エラーメッセージ内にフルパスを表示されることで、重要な情報を取得される可能性があります。

(1) FormDisplay.php の配列の値
(2) validate.php の不正なデータ
(3) Validator.php の予期しないデータ
(4) セットアップ中に存在しない config ディレクトリ
(5) 不正な OpenID 識別子のデータ型
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-5730
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5730
更新履歴

  • [2016年07月07日]
      掲載