【活用ガイド】

JVNDB-2016-003382

IBM TRIRIGA Application Platform におけるサーバサイドのリクエストフォージェリ攻撃を実行される脆弱性

概要

IBM TRIRIGA Application Platform には、サーバサイドのリクエストフォージェリ攻撃を実行され、任意のイントラネット、またはインターネットのホストへのネットワークトラフィックを誘発される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-918: Server-Side Request Forgery (SSRF) (サーバサイドのリクエストフォージェリ) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/918.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.7 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM TRIRIGA Application Platform 3.3.2.6 未満の 3.3
  • IBM TRIRIGA Application Platform 3.4.2.4 未満の 3.4
  • IBM TRIRIGA Application Platform 3.5.0.2 未満の 3.5

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、Web サービスへの巧妙に細工されたプロキシリクエストを介して、サーバサイドのリクエストフォージェリ攻撃を実行され、任意のイントラネット、またはインターネットのホストへのネットワークトラフィックを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-0362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-0362
更新履歴

  • [2016年07月04日]
      掲載