JVNDB-2016-003341
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Linux Kernel の MIC VOP ドライバの drivers/misc/mic/vop/vop_vringh.c の vop_ioctl 関数における重要な情報を取得される脆弱性
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Linux Kernel の MIC VOP ドライバの drivers/misc/mic/vop/vop_vringh.c の vop_ioctl 関数には、競合状態により、カーネルメモリから重要な情報を取得される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびシステムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、"ダブルフェッチの脆弱性" と呼ばれています。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 6.3 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
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Linux
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ローカルユーザにより、特定のヘッダを変更されることで、カーネルメモリから重要な情報を取得される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
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- バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
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- CVE-2016-5728
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5728
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