【活用ガイド】

JVNDB-2016-003094

Cisco Application Policy Infrastructure Controller デバイスのソフトウェアにおける root アクセス権を取得される脆弱性

概要

Cisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC) デバイスのソフトウェアのインストールコンポーネントは、バイナリファイルを誤って処理するため、root アクセス権を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuz72347 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC) ソフトウェア 1.3(2f) 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、root アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1420
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1420
更新履歴

  • [2016年06月14日]
      掲載