【活用ガイド】

JVNDB-2016-003077

Trihedral VTScada の WAP インターフェースにおける認証を回避される脆弱性

概要

Trihedral VTScada (旧 VTS) の WAP インターフェースには、認証を回避され、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.1 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Trihedral Engineering Ltd.
  • VTScada 8.x から 11.2.02 未満の 11.x

想定される影響

第三者により、認証を回避され、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Trihedral Engineering Ltd.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4510
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4510
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-16-159-01
更新履歴

  • [2016年06月13日]
      掲載