JVNDB-2016-003045
|
Xen の arch/arm/p2m.c の p2m_teardown 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
|
Xen の arch/arm/p2m.c の p2m_teardown 関数には、VMID の枯渇に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびホスト OS クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
|
CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.6 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更あり
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
|
|
Xen プロジェクト
|
|
ドライバドメインへのアクセス権を持つローカル OS のゲストユーザにより、並列ドメインを作成され、その参照を保持されることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびホスト OS クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
|
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
|
Xen プロジェクト
|
- その他(CWE-Other) [NVD評価]
|
- CVE-2016-5242
|
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5242
|
|