JVNDB-2016-003032
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nginx の os/unix/ngx_files.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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nginx の os/unix/ngx_files.c には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびワーカープロセスクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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Canonical
- Ubuntu 16.04 LTS
- Ubuntu 15.10
- Ubuntu 14.04 LTS
Debian
Igor Sysoev
- nginx 1.10.1 未満
- nginx 1.11.1 未満 の 1.11.x
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第三者により、クライアントリクエストボディの一時ファイルへの書き込みを伴う、巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびワーカープロセスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Canonical
Debian
Igor Sysoev
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- NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
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- CVE-2016-4450
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4450
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