【活用ガイド】

JVNDB-2016-002939

Pulse Connect Secure における不特定のディレクトリの重要なシステム認証ファイルを読まれる脆弱性

概要

Pulse Connect Secure (別名 PCS) には、不特定のディレクトリの重要なシステム認証ファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 10.0 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


パルスセキュア
  • Pulse Connect Secure 8.2r1 未満の 8.2
  • Pulse Connect Secure 8.1r2 未満の 8.1
  • Pulse Connect Secure 8.0r10 未満の 8.0
  • Pulse Connect Secure 7.4r13.4 未満の 7.4

想定される影響

第三者により、不特定のディレクトリの重要なシステム認証ファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

パルスセキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4787
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4787
  2. 関連文書 : Pulse Connect Secure Bugs Let Remote Users Deny Service, Obtain Potentially Sensitive Information, and Conduct Cross-Site Scripting Attacks
更新履歴

  • [2016年05月30日]
      掲載

公表日2016/05/20
登録日2016/05/30
最終更新日2016/05/30