JVNDB-2016-002881
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Linux Kernel の BPF サブシステムにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Linux Kernel の BPF サブシステムは、参照カウントを誤って処理するため、サービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (Use-after-free)) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use-after-free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.0 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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Linux
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ローカルユーザにより、(1) プログラムの参照カウントに関連する 32 ギガバイト以上のメモリを持つシステム、または (2) マップの参照カウントに関連する 1 テラバイトシステム上の巧妙に細工されたアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (解放済みメモリの使用 (Use-after-free)) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
レッドハット
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2016-4558
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4558
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