【活用ガイド】

JVNDB-2016-002749

CloudBees Jenkins におけるアップデートサイトのメタデータのアップデートを誘発される脆弱性

概要

CloudBees Jenkins には、アップデートサイトのメタデータのアップデートを誘発される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、DNS キャッシュポイズニングと組み合わされることで、サービス運用妨害 (サービス中断) 状態にされる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


CloudBees
  • Jenkins 2.3 未満
  • Jenkins LTS 1.651.2 未満
レッドハット
  • Red Hat OpenShift Enterprise 3.1 x86_64
  • Red Hat OpenShift Enterprise 3.2 x86_64

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、パーミッションチェックの欠如を利用されることで、アップデートサイトのメタデータのアップデートを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CloudBees レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-3725
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3725
更新履歴

  • [2016年05月20日]
      掲載
    [2016年08月31日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2016:1206) を追加