JVNDB-2016-002520
|
MSM デバイス用 QuIC Android コントリビューションなどで使用される Linux Kernel 用 Adreno GPU ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
|
MSM デバイス用 Qualcomm Innovation Center (QuIC) Android コントリビューション、およびその他の製品で使用される Linux Kernel 用 Adreno GPU ドライバの drivers/gpu/msm/adreno_perfcounter.c の adreno_perfcounter_query_group 関数は、不正な整数データ型を使用するため、サービス運用妨害 (整数オーバーフロー、ヒープベースのバッファオーバーフロー、および不適切なメモリ割り当て) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
|
CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
|
|
Linux
|
|
攻撃者により、巧妙に細工された IOCTL_KGSL_PERFCOUNTER_QUERY ioctl コールを介して、サービス運用妨害 (整数オーバーフロー、ヒープベースのバッファオーバーフロー、および不適切なメモリ割り当て) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
|
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
|
Google
Linux
|
- 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [NVD評価]
|
- CVE-2016-2062
|
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2062
|
- [2016年05月12日]
掲載
[2016年06月23日]
CVSS による深刻度:内容を更新
[2016年06月24日]
ベンダ情報:Google (Android Security Bulletin - June 2016) を追加
|