JVNDB-2016-002456
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Linux Kernel の security/integrity/evm/evm_main.c の evm_verify_hmac 関数における MAC 値を偽造される脆弱性
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Linux Kernel の security/integrity/evm/evm_main.c の evm_verify_hmac 関数は、データを適切にコピーしないため、MAC 値を偽造される脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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Linux
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ローカルユーザにより、タイミングサイドチャネル攻撃を介して、MAC 値を偽造される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Canonical
Debian
Linux
レッドハット
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- データ処理(CWE-19) [NVD評価]
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- CVE-2016-2085
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2085
- 関連文書 : CVE-2016-2085
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- [2016年05月10日]
掲載
[2016年09月06日]
ベンダ情報:Canonical (CVE-2016-2085) を追加
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