【活用ガイド】

JVNDB-2016-002334

複数の VMware 製品の Client Integration Plugin におけるセッションをハイジャックされる脆弱性

概要

VMware vCenter Server、vCloud Director、および vRealize Automation Identity Appliance の Client Integration Plugin (CIP) は、セッションコンテンツを誤って処理するため、セッションをハイジャックされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.6 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware vCenter Server 5.5 U3a
  • VMware vCenter Server 5.5 U3b
  • VMware vCenter Server 5.5 U3c
  • VMware vCenter Server 6.0 U2 未満の 6.0
  • VMware vCloud Director 5.5.5
  • VMware vRealize Automation Identity Appliance 6.2.4.1 未満の 6.2.4

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、セッションをハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2076
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2076
更新履歴

  • [2016年04月28日]
      掲載
    [2016年05月31日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：CWE-ID を追加

公表日2016/04/14
登録日2016/04/28
最終更新日2016/05/31