【活用ガイド】

JVNDB-2016-002191

Oracle Berkeley DB の DataStore における脆弱性

概要

Oracle Berkeley DB の DataStore には、機密性、完全性、および可用性に影響のある脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2016-0682、CVE-2016-0689、CVE-2016-0692、および CVE-2016-0694 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Berkeley DB 11.2.5.0.32
  • Oracle Berkeley DB 11.2.5.1.29
  • Oracle Berkeley DB 11.2.5.2.42
  • Oracle Berkeley DB 11.2.5.3.28
  • Oracle Berkeley DB 12.1.6.0.35
  • Oracle Berkeley DB 12.1.6.1.26

想定される影響

ローカルユーザにより、情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-3418
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3418
更新履歴

  • [2016年04月25日]
      掲載

公表日2016/04/19
登録日2016/04/25
最終更新日2016/04/25