【活用ガイド】

JVNDB-2016-002124

openSUSE および Leap の obs-service-extract_file パッケージにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

openSUSE および Leap の obs-service-extract_file パッケージには、"不正なオプション" を伴う unzip の実行に関する処理に不備があるため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


openSUSE project
  • openSUSE 13.2 の obs-service-extract_file パッケージ 0.3-3.1 未満
  • openSUSE Leap 42.1 の obs-service-extract_file パッケージ 0.3-5.1未満

想定される影響

攻撃者により、サービス定義を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4007
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4007
更新履歴

  • [2016年04月20日]
      掲載