【活用ガイド】

JVNDB-2016-002101

Xymon の lib/xymond_ipc.c における任意のメッセージを挿入される脆弱性

概要

Xymon の lib/xymond_ipc.c は、不特定の IPC メッセージキューに対して脆弱なパーミッション (666) を使用するため、任意のメッセージを挿入される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 8.0
Xymon
  • Xymon 4.1.x
  • Xymon 4.2.x
  • Xymon 4.3.25 未満の 4.3.x

想定される影響

ローカルユーザにより、当該のキューに書き込まれることで、任意のメッセージを挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Xymon
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2057
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2057
更新履歴

  • [2016年04月19日]
      掲載