【活用ガイド】

JVNDB-2016-002068

Huawei P8 スマートフォンのソフトウェアのグラフィックドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Huawei P8 スマートフォンのソフトウェアのグラフィックドライバには、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、"セマフォデッドロックの問題" と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Huawei
  • P8 ファームウェア GRA-TL00C01B230 未満の GRA-TL00
  • P8 ファームウェア GRA-CL00C92B230 未満の GRA-CL00
  • P8 ファームウェア GRA-CL10C92B230 未満の GRA-CL10
  • P8 ファームウェア GRA-UL00C00B230 未満の GRA-UL00
  • P8 ファームウェア GRA-UL10C00B230 未満の GRA-UL10
  • P8

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1496
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1496
更新履歴

  • [2016年04月18日]
      掲載