【活用ガイド】

JVNDB-2016-002018

Drupal の User モジュールにおける権限を取得される脆弱性

概要

Drupal の User モジュールには、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 8.0
  • Debian GNU/Linux 7.0
Drupal
  • Drupal 6.38 未満の 6.x
  • Drupal 7.43 未満の 7.x

想定される影響

第三者により、明確なカテゴリを持つ user_save 関数を呼び出し、配列に全てのロールをロードする寄贈コードまたはカスタムコードを利用されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Drupal
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-3169
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3169
更新履歴

  • [2016年04月15日]
      掲載