【活用ガイド】

JVNDB-2016-002002

SAP NetWeaver AS Java におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

SAP NetWeaver AS Java には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2238375 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP NetWeaver 7.1 から 7.5

想定される影響

第三者により、irj/servlet/prt/portal/prteventname/XXX/prtroot/com.sapportals.navigation.testComponent.NavigationURLTester の navigationTarget パラメータを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-3975
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3975
  2. 関連文書 : [ERPSCAN-16-014] SAP NetWeaver AS Java NavigationURLTester - XSS vulnerability
更新履歴

  • [2016年04月13日]
      掲載
    [2016年08月31日]
      影響を受けるシステム：内容を更新
      想定される影響：内容を更新

公表日2016/03/08
登録日2016/04/13
最終更新日2016/08/31