【活用ガイド】

JVNDB-2016-001980

Ruby on Rails の Action Pack における任意の Ruby コードを実行される脆弱性

概要

Ruby on Rails の Action Pack には、任意の Ruby コードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ruby on Rails project
  • Rails 3.2.22.2 未満
  • Rails 4.1.14.2 未満の 4.x
  • Rails 4.2.5.2 未満の 4.2.x

想定される影響

第三者により、レンダリングメソッドを無制限に使用するアプリケーションを利用されることで、任意の Ruby コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ruby on Rails project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2098
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2098
更新履歴

  • [2016年04月12日]
      掲載