【活用ガイド】

JVNDB-2016-001712

Cisco ASR 5000 デバイス上で稼動する StarOS の SSH 実装における権限を取得される脆弱性

概要

Cisco ASR 5000 デバイス上で稼動する StarOS の SSH 実装は、マルチユーザの公開鍵の認証設定を誤って処理するため、権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCux22492 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 19.3.M0.62771 未満
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.M0.62768 未満の 20.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以前に管理者の接続に使用されていたエンドポイントからの接続を確立されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1335
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1335
更新履歴

  • [2016年03月15日]
      掲載