【活用ガイド】

JVNDB-2016-001710

Cisco 1000 Connected Grid ルータ上で稼動する Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco 1000 Connected Grid ルータ上で稼動する Cisco IOS には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCux89878 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.5(3)M
  • Cisco IOS 15.6(1)T0a

上記の製品が稼動する Cisco 1000 シリーズ Connected Grid ルータが、本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、不特定の BRIDGE MIB OID の SNMP リクエストを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1333
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1333
更新履歴

  • [2016年03月15日]
      掲載