【活用ガイド】

JVNDB-2016-001708

NETGEAR Management System NMS300 における任意の Java コードを実行される脆弱性

概要

NETGEAR Management System NMS300 には、ファイルを無制限にアップロードされることにより、任意の Java コードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-434: Unrestricted Upload of File with Dangerous Type (危険なタイプのファイルの無制限アップロード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/434.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ネットギア
  • ProSAFE Network Management System NMS300 1.5.0.11 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、JSP ファイルのアップロードに (1) fileUpload.do または (2) lib-1.0/external/flash/fileUpload.do を使用され、その後、/null URI への直接のリクエストを介して当該のファイルにアクセスされることで、任意の Java コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ネットギア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1524
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96743693
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1524
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#777024
  4. 関連文書 : [CERT 777024 / CVE-2016-1524/5]: RCE and file download in Netgear NMS300
更新履歴

  • [2016年03月15日]
      掲載
    [2016年03月24日]
      概要:内容を更新
      CVSS による深刻度:内容を更新