【活用ガイド】

JVNDB-2016-001691

Quagga にバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Quagga バージョン 0.99.24.1 およびそれ以前のバージョンには、VPNv4 を有効にした、BGP ピアを設定した bgpd にバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、任意のコードを実行される可能性があります。

スタックバッファオーバーフロー (CWE-121) - CVE-2016-2342
Quagga は様々なルーティングプロトコルを実装した UNIX プラットフォーム向けのルーティングソフトウェアです。bgp_mplsvpn.c の VPNv4 NLRI パーサ中の memcpy は、Labeled-VPN の SAFI ルートデータを受信した際、データ長の上限を適切に確認しておらず、結果としてスタック上で任意のコードを実行される可能性があります。なお、bgpd が VPNv4 用の BGP ピアを設定している場合にのみ本脆弱性の影響を受け、bgpd のデフォルト設定は脆弱性の影響を受けません。詳細は、開発者が提供する changelog および commit notes を参照してください。

CWE-121: Stack-based Buffer Overflow
http://cwe.mitre.org/data/definitions/121.html

Quagga
http://www.nongnu.org/quagga/

changelog
http://nongnu.askapache.com//quagga/quagga-1.0.20160309.changelog.txt

commit notes
http://git.savannah.gnu.org/cgit/quagga.git/commit/?id=a3bc7e9400b214a0f078fdb19596ba54214a1442
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的

影響を受けるシステム


Quagga
  • Quagga 0.99.24.1 およびそれ以前

想定される影響

悪意ある BGP ピアによって、特定の設定の bgpd が動作するホスト上で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者はこの問題を修正した Quagga 1.0.20160309 をリリースしています。
ベンダ情報

Quagga
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
  2. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2342
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94745180
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2342
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#270232
更新履歴

[2016年03月15日]
  掲載
[2016年03月23日]
  参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-2342) を追加
  CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加