【活用ガイド】

JVNDB-2016-001595

Android のメディアサーバの libstagefright における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Android のメディアサーバの libstagefright には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug 25812794 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Android 4.4.4 未満の 4.x
  • Android 5.1.1 LMY49G 未満の 5.x
  • Android 2016-02-01 までの 6.x

想定される影響

第三者により、(1) SoftMPEG4Encoder または (2) SoftVPXEncoder コンポーネントに過度に大きなメモリ割り当てを誘発する巧妙に細工されたメディアファイルを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-0803
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-0803
更新履歴

  • [2016年03月07日]
      掲載
    [2016年03月16日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加