【活用ガイド】

JVNDB-2016-001589

Cisco FireSIGHT システム ソフトウェアにおける有効なユーザ名を列挙される脆弱性

概要

Cisco FireSIGHT システム ソフトウェアは、資格情報の検証に定数時間(constant-time)アルゴリズムを使用しないため、有効なユーザ名を列挙される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuy41615 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco FireSIGHT システム ソフトウェア 6.1.0

想定される影響

第三者により、タイミング差を測定されることで、有効なユーザ名を列挙される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
  2. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1356
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1356
更新履歴

  • [2016年03月07日]
      掲載