【活用ガイド】

JVNDB-2016-001539

SAP 3D Visual Enterprise Viewer における任意のコードを実行される脆弱性

概要

SAP 3D Visual Enterprise Viewer には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

なお、本件は SketchUp の脆弱性である可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP 3D Visual Enterprise Viewer
Trimble
  • SketchUp

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された SketchUp ドキュメントを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2536
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2536
  2. 関連文書 : ZDI-16-173
  3. 関連文書 : ZDI-16-174
  4. 関連文書 : ZDI-16-175
  5. 関連文書 : ZDI-16-176
更新履歴

  • [2016年03月02日]
      掲載

公表日2016/02/26
登録日2016/03/02
最終更新日2016/03/02