JVNDB-2016-001387
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Microsoft Windows Server 2008 および 2012 のネットワーク ポリシー サーバーにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Microsoft Windows Server 2008 および 2012 のネットワーク ポリシー サーバー (NPS) は、ユーザ名のクエリを誤って解析するため、サービス運用妨害 (RADIUS 認証の停止) 状態にされる脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「ネットワーク ポリシー サーバーの RADIUS 実装でのサービス拒否の脆弱性」と記載されています。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems SP1
- Microsoft Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems SP1 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2008 for 32-bit Systems SP2
- Microsoft Windows Server 2008 for 32-bit Systems SP2 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2008 for x64-based Systems SP2
- Microsoft Windows Server 2008 for x64-based Systems SP2 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2012
- Microsoft Windows Server 2012 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
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第三者により、巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (RADIUS 認証の停止) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
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- CVE-2016-0050
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-0050
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2016年2月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2016-0007
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS16-009,011,012,013,014,015,016,017,018,019,020,021,022)(2016年02月10日)
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