【活用ガイド】

JVNDB-2016-001385

JasPer の jas_seq.c の jas_matrix_clip 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

JasPer の jas_seq.c の jas_matrix_clip 関数には、サービス運用妨害 (不正な読み取りおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


JasPer Project
  • JasPer 1.900.1

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された JPEG 2000 画像を介して、サービス運用妨害 (不正な読み取りおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

JasPer Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2089
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2089
  2. 関連文書 : invalid Read in the JasPer's jas_matrix_clip() function
  3. 関連文書 : Re: invalid Read in the JasPer's jas_matrix_clip() function
更新履歴

  • [2016年02月15日]
      掲載

公表日2016/01/28
登録日2016/02/15
最終更新日2016/02/15