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JVNDB-2016-000207
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e-Taxソフトのインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性
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国税庁が提供する e-Taxソフトのインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに関する処理に不備があり、意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者: NTTコミュニケーションズ 東内 裕二 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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国税庁
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次の条件を満たす場合に脆弱性が悪用されます。脆弱性が悪用された場合、インストーラを実行しているプロセスの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
・攻撃者の意図する場所に、細工された DLL ファイルが何らかの方法で配置されている
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[新規インストールやバージョンアップには最新のインストーラを使用する]
当該製品を新規にインストールする場合やインストール済みの当該製品をバージョンアップする際には、開発者の提供する情報をもとに、最新のインストーラを使用してください。
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国税庁
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- その他(CWE-Other) [IPA評価]
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- CVE-2016-4901
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- JVN : JVN#63012325
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4901
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- [2016年10月19日]
掲載
[2016年10月27日]
対策:内容を更新
ベンダ情報:リンクタイトルを更新
[2018年01月17日]
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4901) を追加
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