JVNDB-2015-007288
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Linux Kernel の ext2 および ext4 ファイルシステムの実装の mbcache 機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Linux Kernel の ext2 および ext4 ファイルシステムの実装の mbcache 機能は、xattr ブロックキャッシングを誤って処理するため、サービス運用妨害 (ソフトロックアップ) 状態にされる脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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Linux
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ローカルユーザにより、大量の属性を使用する環境でのファイルシステム操作を介して、サービス運用妨害 (ソフトロックアップ) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
レッドハット
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- データ処理(CWE-19) [NVD評価]
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- CVE-2015-8952
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8952
- 関連文書 : [PATCH 0/7 v2] ext[24]: MBCache rewrite
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